大人の夢、ノスタルジックで情感たっぷりジオラマの世界。
宍粟市に8月、鉄道の世界に没頭できるスポットがオープンしました。
昭和40年代の風景を駆け抜ける、憧れの列車の数々。
これらの模型が展示されているのは、宍粟市にあるかつては空き家…だった場所。
「鉄道模型ジオラマ交流館しそう夢鉄道」として8月に改装オープンしました。
さらに、2階にある現代の街並みを再現したジオラマには、スタイリッシュなデザインの新幹線が。
小寺一成さん「元々鉄道、乗り物が好きだったので、鉄道のない街ですから、鉄道のない街宍粟の夢と希望を載せてというテーマで、ここを作って楽しんでいただいております」
製作したのは、鉄道ジオラマの愛好家たちが集うNPO法人。
電車が1本も走っていない町に登場した巨大ジオラマの、その特徴は…。
小寺さん「乗りたかったものとか、そこに置いているトワイライトエクスプレスとか、自分が乗りたかったものは積極的に買って走らせていますけど、新幹線であるとか。僕自体元々飛行機好きだったので、鉄道模型の中にも飛行場をこしらえて、遊んでいます。楽しんでいます。自分で」
そして、ジオラマ好きにとって、うれしい仕掛けがもう1つ。
自分の鉄道模型を走らせることができるんです!
男の子「かっこいいところが楽しい。色んな情景を見るのが楽しい。この山の立体感がいい」
男の子「でんしゃすき。はやいところがすき。ぜんぶすき」
パパ「楽しそうにしているので、連れてきて良かったなと思っています」
お気に入りの模型を懐かしの景色に溶け込ませるのもよし、絶対に交わることのない風景と列車のコラボを楽しむのもよし。
少年時代の自分に戻ったつもりになって、列車と思い出を振り返る旅をしてみませんか?
簡単に情報をまとめておきます。
鉄道模型ジオラマ交流館「しそう夢鉄道」は原則土曜・日曜、そして祝日に開館。
時間は午前10時から午後5時までです。
お子さんだけでの入館はできないそうなので、保護者の方と一緒にお出かけください。
詳しくは「しそう夢鉄道」で検索してください。