但馬牛の生産地として知られる兵庫県香美町で生まれた子牛の品評会が9月3日開かれました。
香美町子牛品評会は町内で生まれた子牛の資質向上などを目的に毎年9月と11月に開催されています。
朝晩の寒暖差が大きい香美町はやわらかい牧草が生えるため古くから牛の産地として知られ、江戸時代に子牛の品評会が開催されていた記録が残っています。
2021年は仔牛42頭が出品され審査の結果、「雄雌の部」で1等に5頭、「去勢の部」では5頭が金賞に選ばれました。
2020年は新型コロナの影響で高級牛肉の需要が減り、一時、子牛の価格は半値ほどに落ち込みましたが現在は平年並みに戻ってきているということです。