菅総理大臣は3日、新型コロナ対策に専念することを理由に今月17日告示の自民党総裁選について立候補しないと表明しました。
菅総理は3日記者団に対し、「総裁選には出馬せず、新型コロナウイルス対策に専念したい」と述べました。
当初、出馬の意向を自民党の二階幹事長に伝えたとされていましたが、持病の悪化により去年任期途中で退任した安倍前総理の後を引き継ぐ形で就任した菅総理。
支持率低下の原因となったとみられるのが、今回総理が「専念したい」と語るも、その対応に批判が相次いだコロナ対策でした。
菅総理は「来週にでも改めて記者会見を開く」としていて、去年9月16日に発足した菅政権はおよそ1年での幕引きとなります。