首都圏を地盤とするディスカウントスーパーオーケーは3日、食品スーパーの関西スーパーマーケットを買収する意向を表明しました。
関西スーパーマーケットの買収の意向を示したのは、首都圏を地盤とするディスカウントスーパーオーケーです。
関西スーパーは8月31日、阪急阪神百貨店などを運営し10%強を出資する筆頭株主であるエイチ・ツー・オーリテイリングの傘下入りを合意。同じ関西を地盤とする阪急オアシスやイズミヤと経営統合することで商品調達・開発などでの連携を進めると発表していました。
ことし3月末時点で7.69%を出資する第3位の株主のオーケーはことし6月、関西スーパーに買収提案を持ちかけましたが拒否されたとしていて、10月に予定されている関西スーパーの臨時株主総会でエイチ・ツー・オーリテイリングとの経営統合の提案について反対に回るもようです。
また、関西スーパーとエイチ・ツー・オーリテイリングの経営統合が撤回された場合、関西スーパーの上場来最高値で株式公開買い付けを行う方針です。