■開幕まで10日
日本初となる女子サッカーのプロリーグ、「Yogibo WE(ウィ)リーグ」が9月12日に開幕する。
WEリーグは全11クラブで構成。
「INAC神戸レオネッサ」や「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」など、なでしこリーグで活躍した強豪クラブに加え、「サンフレッチェ広島レジーナ」や「大宮アルディージャVENTUS」といったJクラブの女子部門も新たに参入した。
INAC神戸は開幕をホームのノエビアスタジアム神戸で迎え、大宮Vと戦う。
WEリーグの「WE」とはWomen Empowerment の略で、女性の能力開花などの意味を持つ。
リーグ設立の意義として、「日本の女性活躍社会を牽引する」、「日本に女性プロスポーツを根付かせる」ことなどを掲げている。
■美しく、強く
INAC神戸レオネッサのMF伊藤美紀と安本卓史社長が9月2日、サンテレビの情報番組「キャッチ・プラス」に出演し、リーグ開幕直前の決意を語った。
身長150㎝と小柄ながら、攻守の要を務める伊藤選手は、「オリンピック代表組がチームに合流し、モチベーションが上がっている。自分自身はこれまでのボランチから、新たなウイングバックのポジションに挑戦する」と意気込んだ。
また安本社長は、「INAC神戸はことし創設20周年を迎えた。コシノヒロコさんデザインのカラフルなユニホームで、美しく、強く、勝利する」と宣言。
最後に伊藤選手が「WEリーグの初代チャンピオンめざして頑張ります」と誓った。
(浮田信明)