2021年09月02日(木曜日) 17:20 新型コロナ

子どもたちに広がる感染 県立こども病院の医師に聞く

1日の新規感染者が1000人を超える日が相次ぎ、子どもたちにも感染が拡大しています。

県内で唯一、小児専門のコロナ病床を持つ兵庫県立こども病院で感染対策を呼び掛けるのが、この病院で感染対策にあたる笠井正志医師です。

兵庫県では、1日の新規感染者が1000人を超える日が相次ぎ、特に20歳以下の感染者の割合は急激に増えています。こども病院では新型コロナウイルスに感染し、入院が必要な子ども専用の一般病床を5床、重症病床を2床確保し治療にあたっています。

笠井さんは学校で2学期が始まり、子どもたちが外に出る機会が増える今後、家庭内での感染の広がりを懸念しています。

また、笠井さんは大人へのワクチン接種が進み、感染が収束に向かったとしても、ワクチンを打てない子どもたちは感染のリスクを抱えたまま取り残される可能性を危惧していて、子どもたちの命を守るために、家庭内でのさらなる対策の徹底の必要性を訴えています。

笠井さんはワクチンの接種が認められた12歳以上の子どもたちには、これ以上感染を広げないためにも、接種をしてほしいとしています。

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