全国知事会は20日、新型コロナウイルス対策の会議を開き、国に対し、徹底した人流抑制策などを求める提言をまとめました。
全国知事会は20日午後オンラインで会議を開き、参加した都道府県の知事からは「ロックダウン」のような徹底した人流抑制策を国に求める意見が相次ぎました。
また、兵庫県の斎藤知事は「出口戦略を示すことが大事で、若い世代のワクチン接種を進めたい」などと述べました。
この他、知事会では新たに国内で承認された「抗体カクテル療法」について重症化を防ぐ効果が見られるとし、入院患者に加え、外来や自宅でも使用できるよう柔軟な運用を求めています。
一方、神戸市は20日、対策本部員会議を開き、病床確保や学校での対応などについて協議しました。
神戸市は宣言の期間中、市立学校や園に対し、修学旅行や体育祭、授業参観などの行事を中止するよう求めることを決定。
また、市の独自の措置として中学校の部活については原則禁止にするほか、高校では活動範囲を市内に限り、日数や時間を制限するということです。