緊急事態宣言の対象地域に新たに加わった兵庫や京都など7つの府県の宣言の期間が20日から始まりました。
新型コロナウイルスによる感染の拡大が収まらないことを受け、兵庫や京都など7つの府県が対象地域に追加された緊急事態宣言。
兵庫県では百貨店などの大型商業施設の入場制限や混雑した場所への外出半減、それに在宅勤務を推進し出勤者を7割減らすことなどが要請されています。
今回で4度目となる宣言発令に、神戸の街ではさまざまな声が聞かれました。
一方こちらは、歴史的な街並みが広がる豊岡市出石町。夏休みシーズンもあって観光客の姿は多く見られますが、名物・出石そばを扱う店には臨時休業の看板が目立ちます。
2021年4月に発令された宣言下では、地元の組合で申し合わせをしほとんどの店が休業したということですが、今回はそれぞれの判断に任せることにしました。
今回の宣言では、酒類を提供する店には休業が要請され、提供しない場合にも午後8時までの時短営業が求められています。
このほか県は飲食店に対し、マスクを着用せずに訪れた客を原則入店禁止とするよう求めています。
宣言は9月12日までです。