兵庫県は12日、8月16日から、「まん延防止等重点措置」の措置区域を36市町に広げることを発表しました。 これを受け、新たに措置区域に指定された地域は対応に追われています。
兵庫県は新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを受け、「まん延防止等重点措置」の措置区域を但馬地域を除く36の市と町に拡大することを決めました。
新たに措置区域に指定されたのは、播磨や丹波、淡路地域です。
飲食店では、営業時間を午後8時までとし、酒類を提供しないよう要請されます。
決定を受け頭を悩ませているのが、ホテルなどの宿泊施設です。
県によりますと、宿泊者専用レストランは、要請の対象になりません。 酒類の扱いや営業時間の判断は、各宿泊施設に委ねられています。
海の幸をふんだんに使った料理や地酒が人気の淡路島観光ホテルでは、県内の旅館などでつくる組合のガイドラインに沿って、16日以降、レストランの営業時間を短縮。
利用できるのは、宿泊者のみとし、酒類は、午後8時まで提供することを決めました。
一方、ホテルニューアワジグループの一部宿泊施設では、宿泊者にも、レストランでは酒類を提供しないことを決めています。
「まん延防止等重点措置」の期限は8月31日までとなっています。