2021年08月12日(木曜日) 19:02 地域・まち

全国戦没者追悼式 丹波市の男性が遺族代表に

戦没者を追悼し、平和を祈る政府主催の「全国戦没者追悼式」で、戦争で父を亡くした丹波市の男性が遺族代表に選ばれたことを受け、12日会見を開きました。「全国戦没者追悼式」で遺族代表として追悼の辞を述べるのは、兵庫県遺族会会長の柿原啓志さん(85)です。

柿原さんの父・輝治さんは、陸軍兵士として招集され、出征先の中国で病死しました。柿原さんは、当時8歳。 幼いながらも、母を支えてきました。 会見で、戦争に向き合うきっかけとなったのは、遺族会の活動だったと振り返り、「自分のよう思いをする人を作ってはいけない」と訴えました。

全国戦没者追悼式は東京都の日本武道館で、8月15日に開かれますが、新型コロナウイルスの感染状況を受け、2021年の参列者は、およそ200人と過去最少となる見通しです。

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