2021年08月12日(木曜日) 13:55 地域・まち文化・スポーツ

【女子バスケ】姫路イーグレッツ、来年「Wリーグ」に参入

  • (前列左から)13鎌田有芽、15吉田沙織、14桐木千夏、6白崎みなみ、7河田恵美子、18大林瑞紀、11山口史乃。     (後列左から)3黒沼咲百、2高木志歩、0板井かんな、10井上真綾、8牛島優佳、5濱田清楓、19 A.ラリヤ。 他に久米捺美が在籍 /写真:姫路イーグレッツ提供

  • 姫路市長にWリーグ参入を報告/写真:姫路イーグレッツ提供

■西日本で唯一の参入

東京オリンピックで銀メダルに輝き、注目を集めた女子バスケットボール。

その女子バスケットボールの国内トップリーグ「Wリーグ」(バスケットボール女子日本リーグ)に来年、姫路市を本拠地とする「姫路イーグレッツ」が参入する。

Wリーグは、昨季優勝のトヨタ自動車(名古屋市)、11連覇したENEOS(柏市)をはじめ、富士通(川崎市)、デンソー(刈谷市)など13チームが所属するが、すべて名古屋以東に本拠地があり、西日本のチームは姫路イーグレッツが唯一となる。

■働きながら競技

姫路イーグレッツは2013年に発足し、社会人トップの「地域リーグ」に参戦している。

チームには15名の選手が在籍し、西アフリカ・マリ出身で身長195㎝のA.ラリヤ(20歳)も今季から加わった。

選手は播磨地域のスポンサー企業で働き、夜に市川町や福崎町、週末は神河町の体育館で練習している。

■羽ばたけ、シラサギ

7月7日、白崎みなみキャプテンとラリヤが姫路市役所を訪れ、清元秀泰市長にWリーグ参入を報告した。

姫路市を本拠地として活動するチームは、女子バレーボール(Vリーグ)の「ヴィクトリーナ姫路」、女子サッカー(なでしこリーグ)の「ASハリマアルビオン」などがあり、それぞれ地域に根ざして活動している。

姫路イーグレッツを創設した岡田隆人・代表兼GMは「来年のWリーグ参入に向け、西日本唯一のチームとして恥じない成績を残せるよう、戦力を強化していきたい」と意気込む。

イーグレットとは英語でシラサギを意味する。
姫路を象徴するチームとして大きく羽ばたけるか。
(浮田信明)

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