斎藤県政の「司令塔」と呼ばれる組織が10日からスタートです。
兵庫県の斎藤知事が知事選挙で掲げた公約の実現に向け、「新県政推進室」が10日に立ち上げられ、組織の概要が発表されました。
新たに設けられた「新県政推進室」は、斎藤知事が直接管理する組織で政策をスムーズに進めるほか、行財政運営を見直すなど、県政の「司令塔」の役割を果たします。
推進室は11人体制で、室長には、中播磨県民センター長を務めた小橋浩一さんが就任するほか局長級、課長級それぞれ5人が、ほかの部署と兼務し、新たなビジョンの策定や重要プロジェクトの調整に当たります。
会見で、斎藤知事は、「ワンチームで県政を運営していきたい」と話しました。
一方、これに先立って行われた会見で、斎藤知事は新型コロナウイルスの感染が若者を中心に拡がっていることに触れ、夏休み中の感染対策の徹底を呼び掛けました。