神戸市北区男子高校生刺殺事件 元少年を殺人容疑で逮捕

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2010年、神戸市北区の路上で当時高校2年の男子生徒が刺殺された事件で、兵庫県警は4日、事件当時17歳だった愛知県の28歳のパート従業員の男を殺人の疑いで逮捕しました。

この事件は2010年10月4日の午後10時50分ごろ、神戸市北区筑紫が丘の路上で当時高校2年の堤将太さん(当時16)が当時中学3年の女子生徒と一緒にいたところ、近づいてきた男に刃物で頭や首などを刺され殺害されたものです。

一緒にいた女子生徒は事件後、「襲ってきたのは知らない男だった」と警察に説明していました。 警察は目撃情報から容疑者の男とみられる似顔絵を作成しこれまでに延べ3万人以上の捜査員を投入し捜査を続けてきましたが未解決のまま事件から11年が経過していました。

殺人の疑いで逮捕されたのは事件当時17歳だった愛知県に住む28歳のパート従業員の男です。 警察によりますと男は事件当時、現場近くに住んでいた可能性があるということです。 警察は今後の捜査に影響があるとして容疑者の認否を明らかにしていません。

容疑者の逮捕を受け、遺族は『「本当なのか」と驚くとともにこれまで情報提供を求める活動を重ねてきた思いもあいまって、涙がこみ上げてきました。 警察の捜査には大変感謝しています。 私達にできることは静かに冥福を祈ることです。 』とコメントしています。

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