新型コロナウイルスの変異株の影響で若い世代にも重症化のリスクが高まる中、神戸市は40代から50代へのワクチン接種の予約を5日から始めると発表しました。
神戸市の久元喜造市長は4日午後に会見を開き、高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種が進み重症者が減少した一方、変異株の影響で40代から50代の重症者が増加しているとして、40代と50代へのワクチン接種の予約受け付けを5日から始めると発表しました。
神戸市で確認された7月1日から8月3日までの1142人の感染者を年代別で見ると60代3.5%、70代2.3%に対し、40代・50代が27.5%30代以下で66.6%と高い割合を示しています。
使用されるワクチンはモデルナ製で予約は5日から始まり、6日からノエビアスタジアム神戸で接種が受けられます。
また、市は障害がある人など集団接種会場でのワクチン接種が困難な人を対象に新たに、神戸市医師会の北部休日急病診療所に接種会場を設置し8月21日から運用するとしています。