東日本大震災から10年になるのに合わせて宇宙に打ち上げられた淡路島タマネギの種が地球に帰還し、4日、南あわじ市に返還されました。
このプロジェクトは東日本大震災から10年目となることし、復興支援への感謝の気持ちを宇宙から世界に伝えようと一般財団法人ワンアースが企画しました。
プロジェクトでは、福島県のヒマワリや岩手県のホウレンソウなど被災地ゆかりの農産物の種のほか、南あわじ市からはタマネギの種およそ1000粒が集められ、ことし6月に国際宇宙ステーションに打ち上げられました。
「宇宙タマネギ」はひと月ほどの宇宙旅行を終え、7月10日にフロリダ沖に着水。 8月4日に里帰りし、プロジェクトの担当者から宇宙へ行った証明書と共に南あわじ市に返還されました。
宇宙タマネギの種は9月には淡路農業技術センターで植えられるということです。