2021年07月20日(火曜日) 19:03 地域・まち

1.17のつどい青森から神戸へ 5万個以上のろうそく提供 青森の法人が活動終了

阪神淡路大震災の追悼行事「1・17のつどい」に無償でろうそくを提供し続けてきた青森のNPO法人が高齢化などを理由に、ことしで活動を終了することが分かりました。

1995年1月17日に発生し、6434人が亡くなった阪神淡路大震災。 神戸市中央区の東遊園地では、1999年から毎年1月17日、亡くなった方を追悼してろうそくを灯す「1・17のつどい」が開かれています。

この追悼行事に2009年から12年間そのろうそくの一部を提供し続けてきたのが青森県五所川原市のNPO法人「燭光」です。

法人の代表を務めてきた五所川原市の雲祥寺住職・一戸彰晃さん。 1.17のつどいの初代実行委員長・中島正義さんと出会い、協力できることがないかと地元の住民たちとともにろうそくを作り始めました。

住民たちは使用済みのろうそくを溶かして固め直し、再生ろうそくを手作り。 毎年3000個から5000個のろうそくを神戸に贈り続けてきましたが高齢化などにより今月1日でNPO法人を解散したということです。

NPO法人「燭光」は、これまでに5万個以上のろうそくを提供していて、2015年に実行委員会から感謝状が贈られています。

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