朝来市で、父親を失い別のつがいに育てられていた3羽のコウノトリが放鳥されました。
朝来市山東町の水田では、地元の東河小学校の児童たち110人がコウノトリの3羽の巣立ちを見守ります。
3羽の父親は4月に朝来市内でけがをし、その後死にました。 残された雌だけでは、餌をとりに行く間に巣が襲われる可能性があるため、県立コウノトリの郷公園で保護。
子育て経験豊富な別のつがいが育てるという全国初の試みが行われました。そして、歓声があがる中、3羽のコウノトリが空を舞いました。
3羽の名前は「月羽」「万里」「颯空斗」で地元住民は「コウノトリが定着し、いつでも見られるようになってほしい」と話していました。