2021年07月16日(金曜日) 12:14 事件・事故

暴力団組員の男に懲役27年判決 姫路市の男性殺害・死体遺棄事件

おととし、姫路市の男性を刃物で切り付け殺害し、遺体を山中に遺棄したとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた暴力団組員の男の裁判員裁判で、神戸地裁姫路支部は、懲役27年の判決を言い渡しました。

暴力団組員の男(42)は2019年11月、複数の少年らと共謀し、高砂市の路上や車内で姫路市の男性(当時47)をなたで切り付けたりバットで殴ったりして殺害した上、遺体を京都府の山中に遺棄したなどとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われました。

これまでの裁判で、検察側は懲役27年を求刑。一方、被告側は、「殺意はなかった」と殺人罪の成立を否定し、傷害致死罪にとどまると主張していました。

判決で、神戸地裁姫路支部の渡部五郎裁判長は、「多人数で取り囲み攻撃性の高い武器で被害者を痛めつけており、殺意があると認められる」とし、求刑通り懲役27年を言い渡しました。

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP