六甲山の展望台では、恒例の「氷室開き」が行われ、訪れた人が冬から貯蔵された天然の氷を利用した冷風で涼を取っていました。
神戸・六甲山の展望台「六甲枝垂れ」では、招待された一般客の前で「氷室開き」が行われました。
施設内の「氷室」では毎年、冬にできた氷が貯蔵されています。 多い年では30トンを超える氷が集められますが、暖冬の影響で氷が取れず、去年は「氷室開き」が実施できませんでした。
ことしも11トンほどと少ないものの「氷室」と通気口でつながっている「風室」には天然の氷の冷気が流れ込む仕組みで、室内の温度は20度に保たれ、訪れた人が心地よい天然の冷気を楽しんでいました。
天候にもよりますが、「氷室」の氷は8月下旬ごろまで保たれるということで、それまでは風室で涼しさが楽しめます。