神戸市兵庫区の集合住宅で、80代の男性を包丁のようなもので刺し殺害しようとしたとして60代の男が逮捕されました。刺された男性はその後死亡が確認されています。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、神戸市兵庫区の無職の男(64)です。
警察によりますと、男は8日午後6時半ごろ、自宅の集合住宅で、同じ階に住んでいたとみられる80代の男性の腹を包丁のようなもので刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。
男が警察に「包丁で腹を刺した」と通報し、警察官が駆けつけたところ、階段部分で男性が倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。
調べに対し男は、「脅すつもりが刺してしまった」などと話しているということです。
集合住宅の住人によりますと、2人は事件の直前、共用のトイレの使い方をめぐってトラブルになっていたということで、警察は男性の身元の確認を進めています。