2021年07月08日(木曜日) 12:12 地域・まち

西日本に梅雨前線停滞 土砂災害・河川増水に警戒

梅雨前線が西日本に停滞し、大雨となっていて、神戸地方気象台は土砂災害や河川の増水に警戒するよう呼び掛けています。

現在、阪神地域や播磨地域などご覧の地域について、大雨警報が出されています。

神戸地方気象台によりますと、活動の活発な梅雨前線が西日本に停滞し大雨となっているため、兵庫県では地盤の緩んでいる所があります。神戸市兵庫区では住宅の石垣が崩れるなどしていて、この地区の2世帯9人に避難指示が出されています。

9日午前11時までに予想される24時間降水量はいずれも多いところで、北部で50ミリ南部で50ミリとなっています。

降り始めから8日午前5時までに宍粟市一宮町では202.0ミリ、西脇で177.0ミリを観測しています。神戸地方気象台は引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けています。

この雨で交通機関にも影響が出ています。

JR西日本によりますとJR加古川線や姫新線などの在来線の一部路線のほか、山陽新幹線の新大阪ー博多間で運転を取りやめていましたが、正午ごろから順次運転再開の見通しです。また、市川町では昨夜、土砂崩れが発生していて、播但連絡道路神崎南インターから福崎北インターまでのおよそ12・5キロを通行止めにしています。

一方、神戸市では、大規模接種会場や集団接種会場の新型コロナウイルスワクチンの接種を8日一日取りやめると発表しました。変更後の接種日時や場所は市のホームページなどで知らせるということです。

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