兵庫県の井戸知事は、5日の定例会見で7月11日に期限を迎えるまん延防止等重点措置について「仮に期限通りに解除されたとしても段階的な対応」が必要との考えを示しました。
新型コロナウイルスの感染拡大で兵庫県内には、神戸・阪神間と播磨地域の合わせて15の市と町を対象に飲食店に対し、時短営業などを要請する「まん延防止等重点措置」が適用されていて7月11日に期限を迎えます。
井戸知事は会見で新規感染者数は下げ止まっているものの変異ウイルスの増加が懸念されることなどから「仮にまん延防止措置が期限通りに解除されたとしても段階的な対応が必要」との考えを示しました。
県は今後、対策本部会議を開き、対策内容について協議する予定です。