明石市の泉房穂市長は兵庫県明石市在住の旧優生保護法の被害者夫婦に既存の条例を活用し、支援金を支給することを明らかにしました。
旧優生保護法をめぐり神戸地裁で8月、訴訟の判決が言い渡されるのを前に7月4日集会が開かれ、明石市在住の被害者夫婦や明石市の泉房穂市長らが出席しました。
泉市長は6月の市議会で旧優生保護法の被害者の救済に向けた条例の制定を表明していて7月4日の集会で夫婦が犯罪に準ずる被害者であるとして犯罪被害者等支援条例の支援金を支給することを決めたと説明しました。
泉市長は引き続き、条例の制定など被害者の支援に力を入れていくとしています。