新型コロナウイルスのワクチンについて、国からの供給量が減らされることを受け、神戸市は新規予約の受け付けを停止すると発表しました。
市によりますと6月以降、新型コロナウイルスのワクチンは市の希望量に対し、国からの供給量が半分以下となり、7月下旬に配分されるワクチンについても希望量を大幅に下回ることが判明したということです。
これを受け、久元市長は会見で、2回目の接種を優先し、新規予約の受け付けを停止すると明らかにしました。
一般予約の受け付けが延期されるのは、7月5日から予約を開始するとしていた50代以下の人です。 また、神戸市は7月6日以降の1回目の接種予約を全てキャンセルし、対象者には予約の振り替えなどを行うということです。
一方、明石市の泉房穂市長は新型コロナウイルスのワクチンが国から届く見通しがなく不足しているとして、すでに予約が終わっている60歳から64歳の人への接種について延期すると発表しました。
明石市は6月30日、59歳以下の人への一般予約の受け付けを見合わせていました。
対象者にははがきで知らせるとともに予約済みの人の再予約については、ワクチン供給のめどがたち次第、連絡するということです。