路線価 兵庫県は平均値が2年連続下落

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相続税や贈与税を計算する時の基準となる土地の評価額、路線価が公表され、兵庫県の平均値は2年連続で下落しました。

路線価は主要道路に面した土地1平方メートルあたりの評価額で、8年ぶりに近畿2府4県すべてで平均値が下落し、このうち、兵庫県は去年と比べて0.8%下がりました。

県内21の税務署管内で最も高かったのは、神戸の三宮センター街で1平方メートル当たり520万円です。しかし、新型コロナの影響で下落率が最も高くなり、去年と比べると9・7%下がりました。

一方、阪神エリアは、大阪からオフィスや店舗の移転の需要があった影響で上昇。中でも川西市栄町の阪急川西能勢口駅前は、区画整理事業やマンション建設によって1平方メートルあたり52万円と去年より4・0%上がりました。

県内で最も低かったのは、西脇市野村町の県道郷の瀬野村線で1平方メートルあたり4万2000円です。

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