加古川市役所10階の展望ロビーに展示されたのは6分の1スケールの日本軍の「97式戦闘機」の模型です。
1937年から終戦まであった陸軍の加古川飛行場は特攻隊の中継・出撃基地で、この「97式戦闘機」が配備され郷土の空を守りました。
模型を製造した加西市の三宅常夫さんは加古川の基地から多くの若者が命を亡くした歴史を学び、平和について考えるきっかけにしてほしいと加古川市に寄贈したということです。
また、高砂市の上谷昭夫さんから寄贈された「97式戦闘機」の風防ガラスの実物も並べられ、2人には加古川市の岡田康裕市長から感謝状が贈られました。