加古川図書館は移転準備のため24日から休館することになり、作家の三島由紀夫ゆかりの歴史的建造物が図書館としての役目を終えました。
加古川図書館は、1935年に加古川町公会堂として建築され、作家の三島由紀夫が徴兵検査を受けた場所として知られる歴史的建造物です。 アールデコ調の近代的な装飾が施されていて県景観形成重要建造物にも指定されています。
しかし、老朽化が進みことし10月にJR加古川駅前へ移転することが決まり準備のため休館。 23日は図書館として一般の人が建物内に入ることができる最後の日とあって、多くのファンが訪れました。
建物の改修には多額の費用が見込まれ、加古川市では解体も選択肢として今後の方針を検討していて、当面は、書庫として活用されます。