2021年06月12日(土曜日) 18:32 地域・まち文化・スポーツ

ハンセン病患者に寄り添った医師描く 映画「一人になる」神戸で公開

ハンセン病患者の隔離政策に異を唱え患者に寄り添い続けた医師の足跡を追ったドキュメンタリー映画が6月12日から神戸で公開されています。

映画「一人になる」の公開を迎えた12日、神戸市中央区の元町映画館には多くの観客が訪れ、66ある席がすべて埋まりました。

ハンセン病は極めて感染力が弱い感染症ですが、患者の強制隔離を定めた法律が作られ、断種や堕胎が行われるなど患者本人だけでなく家族も強い偏見や差別にさらされました。

映画「一人になる」では隔離政策が活発化する中、カルテに病名を書かずに患者を守り、寄り添った医師・小笠原登さんの思いを元患者たちの証言などから丁寧に表現しています。

監督を務めた高橋一郎さんは今月4日に亡くなり、上映後の舞台挨拶にはプロデューサーの鵜久森典妙さんが1人で臨みました。

鵜久森さんは「ハンセン病は治る病気と分かっていてもハンセン病問題というのはまだ残っている。ハンセン病問題をもう少し多くの人に知ってほしい。50年先でも見てほしいという思いを込めた」と話していました。

映画を見た人は「知らなかったことがたくさんあって苦しんでいた人の話とかいろいろな側面が見られて良かった」と話していました。 映画「一人になる」は神戸の元町映画館で6月25日まで上映されています。

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