神戸市と農家、酒蔵の連携のもと、IT技術を活用しながら環境に配慮した農法で育てた酒米を原料とした日本酒が完成しました。
こちらがこのほど完成した純米吟醸酒「環和」です。
このプロジェクトは、新型コロナウイルスの影響で、日本酒の需要が落ち込む中高品質な酒米・山田錦を生産し、新しい付加価値をつくり出そうと神戸市とJA兵庫六甲、それに酒蔵の神戸酒心館が立ち上げたものです。
原料となる山田錦は神戸市内で生産。 ドローンで田んぼを撮影し、画像を分析し、生育環境を計測したほか、肥料には、資源循環に配慮し、下水汚泥に含まれる「リン」を活用するなど、循環型社会の実現に向けた新たな酒造りの取り組みとなりました。
完成した純米吟醸酒「環和」は、6月22日から2400本限定で神戸酒心館などで販売されます。