新型コロナウイルス対策の持続化給付金をめぐり、尼崎市の会社役員の男が大学生らを集めてうその申請を繰り返し、合わせて6400万円をだまし取った疑いがあることが分かりました。
詐欺の疑いで逮捕・起訴された尼崎市の会社役員の男(22)は、去年、大学生ら64人と共謀し、新型コロナ対策の持続化給付金の申請サイトでうその内容を提出し、6400万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと男は、知人を通じて大学生らに「簡単に金を稼げる」と話を持ち掛け、学生が知り合いにさらに話を広げたということです。
男はおよそ1500万円を「指南代」として受け取っていて容疑を認めているということです。