兵庫県猪名川町の50代の男性職員が、5月、酒気を帯びた状態でバイクを運転し、乗用車に追突する事故を起こしていたことが警察などへの取材で分かりました。
警察などによりますと、5月31日、猪名川町松尾台の県道で、町のクリーンセンターの50代の男性所長がバイクを運転して出勤中に、信号待ちをしていた乗用車に追突しました。
この事故で乗用車の運転手は軽傷、所長はろっ骨を折る重傷を負いました。
所長の呼気からは基準の5倍を超える1リットル当たり0.8ミリグラムのアルコールが検出されていて、町に対し所長は「前日の夜に自宅で日本酒を2合飲んだ」と話しているということです。
警察は酒気帯び運転の疑いで捜査していて、町は「警察の捜査を待って厳正に処分する」としています。