2021年06月03日(木曜日) 18:07 事件・事故新型コロナ

小野市で使用済みの空の注射器を打つ 市は公表せず

5月27日、小野市の高齢者施設で行われた新型コロナワクチンの集団接種で使用済みの空の注射器を打つミスがあったことが分かりました。

小野市はサンテレビの取材に対し、公表する事案ではないと認識し、記者会見の予定はないと回答しています。

5月27日、市内の特別養護老人ホームで行われたワクチンの集団接種で、医師が誤ってこの施設に勤務する60代の女性職員に使用済みの空の注射器を打ちました。医師はその場でミスに気づき、女性に謝罪したということです。

この女性の前に施設の職員6人がワクチンの接種を受けていて、使用済みの注射器はこのうちの誰に接種したものか分かっていません。

小野市は、血液感染のリスクがある医療ミスの事案として、翌日県や厚生労働省に報告しましたが、市が直接設置した集団会場ではなかったことから1週間経った今も市民には公表していません。

小野市は、ミスが起こらないように担当者を2人配置し、保冷庫やワクチン接種の方法に問題がないかなどチェック体制を強化しているということです。

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