優れた業績を上げた兵庫県にゆかりの個人や団体に贈られる「神戸新聞平和賞」の表彰式が行われ、ファッションデザイナーのコシノヒロコさんなどが受賞しました。
神戸新聞平和賞は、平和憲法施行を記念し、1947年から設けられました。
75回目となることしは、芦屋市に住むファッションデザイナー・コシノヒロコさんが受賞。コシノさんは、2018年から神戸ファッション美術館の名誉館長も務め、コロナ禍でも新作の発表のようすを無観客で配信するなど、その精力的な活動が評価されました。
また、スポーツ賞は東京オリンピックで陸上女子5000メートル代表に選ばれている田中希実さんに贈られ、代理として母親の千洋さんが出席しました。
このほか、文化賞には、ことし創立70周年を迎えた市民合唱団「神戸フロイデ合唱団」が選ばれ、社会賞には姫路空襲の語り部として戦時中の経験を伝える黒田権大さんが受賞しました。