西宮市にある高校で、グラウンドで持久走をしていた複数の生徒が異臭により気分が悪いと訴え、救急搬送されました。
31日正午ごろ、西宮市浜甲子園の西宮今津高校の教頭から「硫黄のような臭いを嗅いだ生徒の気分が悪くなった」と110番通報が入りました。
学校などによりますと、午前中に行われた体育の授業中、持久走をしていた100人の生徒のうち、5人が異臭を感じ体調不良を訴え救急搬送されたということです。
警察によりますと、詳しい原因は分かっていないということですが、グラウンドから200メートルほど離れたところで、液状化を防ぐための地盤改良工事が行われていて、人体に影響がない程度の硫化水素が確認されたということです。
警察は、関連を調べることにしています。