◾️阪神4-6ロッテ
阪神は先発アルカンタラが6回に打たれて逆転負け。ロッテ先発の佐々木朗希はプロ初勝利を挙げた。
◾️佐藤輝がタイムリー
この日がサンテレビ初登場の久保康友氏(ロッテ-阪神-DeNA)。
初回、先頭の近本を迎えた佐々木朗の投球について、
「軽く投げて152kmですから、末恐ろしいですね。力みが全くない」。
しかし阪神は0-1の2回、無死1、2塁で佐藤輝が打席に。
福本氏 「いい所に来るねえ」
佐藤輝に対し、佐々木朗は4球続けて150km台のストレート。
その4球目を叩いた。
湯浅アナ「ストレート、弾き返した!同点、1対1」
福本氏「低い所は打つね。負けてないわ、この速いボールにね」
◾️結果にとらわれない
阪神は更に3回、サンズが佐々木朗の151kmを捕らえてライト前にタイムリーヒット。
久保氏「(佐々木朗は)すごいいいボール投げてるんです。それをサンズが最高の打ち方をしたんです。だから絶対気にする必要ないんですね」
湯浅アナ「なるほど…」
久保氏「いいボールを投げ込めたのが大事であって、(打たれたのは)結果論で、ただ相手が上だったというだけの話ですね」。
◾️アルカンタラ、窮地招く
阪神4-2で迎えた6回、ロッテは二死1、2塁として5番角中が打席に。
角中はアルカンタラの初球、低めのボール球を悠然と見送った。
久保氏は、「(ピッチャーは)ああ、振ってこんかったと思う。
2ボールにはできないので、結局、ストライクゾーンで勝負しないとあかんようになる。そうなると、力の勝負になる」と投手心理を分析した。
久保氏の話の直後、角中は左中間に2点タイムリーを放ち同点に。
さらにロッテは2点を加え、阪神を突き放した。
◾️次こそは…
プロ初勝利の佐々木朗に、サンテレビ・村上昂輝アナがインタビューした。
佐々木朗「(ピッチング)内容はまだまだ反省点が多い。次に修正できたらいい。
(ここまでの道のりは)僕の中ではすごく長かった。
たくさんの方々に支えてもらって、きょう、こうやって勝つことができて、本当によかったです」
インタビューを聞いた久保氏は、
「(佐々木朗は)ピッチング内容にすごく不満を持っていた感じでしたね。
これは放っておいても、勝手に伸びていくタイプですよ(笑)。
初勝利なので舞い上がって喜ぶのが普通ですけど、冷静に判断してますね」と称えた。
(浮田信明)