兵庫県神戸市は5月27日、新型コロナワクチンの集団接種会場でキャンセルが出たワクチンを、介護職の人たちに連絡して接種する方針を発表しました。
27日夜会見した神戸市によりますと、市内12カ所の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場では、1つの会場で1日1人ほどの予約キャンセルがあり、5月10日から24日までに182回分を会場の看護師や薬剤師などスタッフに接種したということです。
今後はマスク着用が難しい利用者と接する介護職の人や、こども園や保育園の職員などを候補者としてリストアップして接種するということです。
神戸市はこれらの候補者に連絡が取れない場合、近くの区役所などで勤務している市の職員に接種することで、余ったワクチンを有効に活用したいとしています。