六甲山の山頂と市街地を結ぶ「六甲ケーブル」で感染予防を訴えるあるものを着けたケーブルカーがこのほどお目見えしました。
六甲山の玄関口・六甲ケーブル下駅。山頂から降りてきたケーブルカーの正面に着いているのは特製の大型マスクです。
「六甲ケーブル」は新型コロナの感染防止を訴えるため4月23日から車体の正面に縦1・6メートル、横2メートルのマスクを装着しています。
マスクには大きく「アイラブ・六甲」の文字があり、ケーブルカーのライトを隠さないために「ROKKO」のオーの字をくり抜く工夫も施されています。
緊急事態宣言で普段よりも乗客数は7割ほど減少したといいますが、マスク効果は上々で車両をバックに記念撮影する観光客の姿も見られました。
マスクをつけたケーブルカーは緊急事態宣言が出されている5月31日まで運行する予定だということです。