神戸連続児童殺傷事件から24年 遺族が手記を発表

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1997年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件で当時小学6年生だった土師淳君が亡くなってから24日で丸24年です。父親が思いをつづった手記を寄せました。

24年前、当時小学6年生で11歳だった土師淳君の命は突然奪われました。

1997年5月24日、神戸市須磨区で淳君(当時11)が殺害され、その後、遺体の一部が中学校の正門で見つかりました。逮捕されたのは淳君と顔見知りだった当時14歳の少年です。

一連の事件では、小学生5人が相次いで襲われ、淳君のほか小学4年生の山下彩花ちゃん(当時10)も犠牲になりました。

淳君の父・守さんは手記の中で「24年という年月が経過しても、私たち家族の淳に対する想いは変わることはありません」と述べています。

一方、以前は加害男性から毎年、届いていた手紙は2017年を最後に途絶えていて、「何故、命が奪われなければいけなかったのか真の解答を求め続けています」とし、事件に向き合う手段の一つとなる手紙を「書いてほしい」とつづっています。

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