兵庫県は5月23日県内で新たに111人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。洲本市では23日から高齢者への集団接種が本格化しています。
淡路島の洲本市では、65歳以上の高齢者を対象に23日から本格的にワクチンの集団接種が始まりました。
洲本市のワクチン接種をめぐっては、4月に基礎疾患のある高齢者に限って先行接種の予約を受け付けたところ申し込みが殺到し、回線がつながりにくくなるなど混乱が生じました。
それを受けて、今回はワクチンの供給量に合わせて年齢が高い順に人数を区切り、予約可能な日程を郵送で通知していて23日は90歳以上の高齢者390人が接種を受けました。
洲本市はワクチン供給のスケジュールがずれこむことも想定し、まずは7割の高齢者について7月末までの接種を目指すとしています。
一方、兵庫県は、23日に県内で新たに111人が新型コロナウイルスに感染し、9人の死亡が確認されたと発表しました。
感染者の内訳は神戸市で40人、姫路市で9人、尼崎市で9人などで直近1週間の感染者は1日平均で188.7人となっています。
1週間の1日平均の感染者数が100人台になるのは4月6日以来です。
一方、県内の入院患者は771人で病床使用率は74・8%、重症病床率は77.4%となっていて入院調整中の患者は1026人となっています。