神戸市は企業と連携して設置した全国初の官民連携のPCR検査センターを移転し、ことし7月からロボットによる自動PCR検査システムを稼働させると発表しました。
神戸市と医療用検査機器メーカーのシスメックスが連携し去年6月に神戸ポートアイランドの医療産業都市内に設置したPCR検査センターでは、1日あたり最大300件の検査を担っています。
さらに機能を拡充するため検査センターを西区に移すとともに自動PCR検査ロボットシステムを稼働させるということです。
全てのプロセスを自動化したことで、これまで4時間ほどかかっていた検査時間を80分に短縮できるほか、感染リスクを低減しながら1日当たり最大で1500件の検査が可能になるということです。
自動PCR検査ロボットシステムは7月から運用が始まります。