兵庫県神戸市は5月17日夜、新型コロナウイルスのワクチンを、薄めすぎて濃度が足りないまま接種するミスがあったと発表しました。
神戸市によりますと、16日、須磨区役所の75歳以上への新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、薬剤師が生理食塩水で瓶に入ったワクチンを薄める作業をする際、すでに使用した瓶に残ったワクチンをもう1回薄めてしまい、午前中に5人に接種したということです。
薄めすぎたワクチンは健康に影響はないものの、抗体ができないということです。
接種されたのは5人ですが特定できず、105人が可能性があるということで、神戸市は2回目の接種を受ける際に抗体検査で特定したいとしています。