県内の多くの企業が5月から6月に株主総会を開くことから、企業に対する不当要求などを防ごうと兵庫県警は17日、「特別警戒対策室」を設置しました。
午前10時、兵庫県警本部の暴力団対策課の出入り口に株主総会特別警戒対策室の看板が掲げられました。
組織犯罪対策局長をトップとする対策室はおよそ320人体制で、「総会屋」などの動向の把握や情報収集を行うとともに要請があった企業の株主総会会場の警備などにあたります。
県内では5月に7社、6月に76社が株主総会開催を予定していて、集中日は6月29日ということです。
県警は対策室が中心となり総会屋などの取り締まりを強化する方針です。