2021年05月16日(日曜日) 18:47 地域・まち新型コロナ

兵庫県内各地の声 緊急事態宣言延長後初の日曜日

  • 16日午前の神戸・三宮

緊急事態宣言が延長されてから迎えた初めての日曜日。 休業要請が続く中、県内各地でさまざまな声が聞かれました。

当初5月11日が期限だった緊急事態宣言の延長に伴い、兵庫県は百貨店や映画館などの大型施設に、平日は時短営業を、土日は休業を要請しています。

延長が決まってから迎えた初めての日曜日、神戸市内では、雨の影響もあり、出歩く人の姿は少なく、街の人は、寂しさをにじませていました。

一方、姫路市立水族館では宣言を受け4月25日から臨時休館していましたが、宣言延長に伴う休業要請の一部緩和を受け5月12日に営業を再開しました。
16日は通常よりは客は少ないものの家族連れらが訪れ、休日のひと時を楽しんでいました。

姫路市立水族館では、入館前に検温を行うほか密集を避けるため館内のイベントは中止。 混雑の際は入館を制限するなど感染防止策を強化しているということです。

また、兵庫県では、飲食店に対し、酒類の提供をしないよう引き続き要請していて、酒造りにも影響を与えています。
清酒「福寿」の蔵元の「神戸酒心館」。 レストランも併設しているほか、これまでは酒蔵見学も受け入れていて観光客の人気を集めていました。

しかし、新型コロナ感染拡大の影響で、主力の高級商品の売り上げが減ったほか、年間15万人が訪れている酒蔵見学も中止に追い込まれ、感染拡大前の2019年と比べ売り上げは一時4割減となりました。

3度目となる緊急事態宣言の期限は、5月31日までとなっています。

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