ことし4月に淡路市で誕生したコウノトリのひなに個体を識別するための足環が取り付けられました。
ことしに入って淡路市では国の特別天然記念物コウノトリの飛来が確認され、4月には、3羽のひなが誕生するなど但馬地域を除いて県内では初めて野生での繁殖が確認されました。残念ながら5月2日に2羽のひなが死んでいるのが見つかりましたが、1羽は元気に育っています。
14日、豊岡市のコウノトリの郷公園の職員が淡路市を訪れ、淡路島で誕生した初めてのひなに個体識別ができるよう足環が取り付けられました。
また、環境省の許可を受けて血液検査や体温測定なども行われ、健康状態も確認されました。ひなは体長およそ70センチ体重も3.1キロに育っているということです。
コウノトリの郷公園によりますと14日行った血液検査で、1週間ほどで性別などが判明するということです。