2021年05月13日(木曜日) 12:12 新型コロナ

優先接種対象外の神河町長が新型コロナワクチン接種

兵庫県神河町の山名宗悟町長が、65歳以上の優先接種対象者でないにもかかわらず、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていたことがわかりました。山名町長は「廃棄になるワクチンの有効活用だった」と説明しています。

神河町の山名宗悟町長は65歳以上の高齢者でも医療従事者でもないにもかかわらず、5月6日、町内の新型コロナウイルスワクチンの集団接種の初日にワクチン接種を受けました。

山名町長は公立神崎総合病院の開設者で、院内に訪れることが多いことから副町長が感染リスクを考慮し、ワクチン接種が受けられないか病院側に相談。その後、「キャンセルが出た」との返事があり、接種を行ったということです。

町長は、13日の会見で、ワクチンを打ったのは予定されていた町民の接種がすべて終わったあとで、廃棄されるワクチンを有効に活用するためだったと説明する一方、町民に対しては、信頼を裏切る結果となったと陳謝しました。

町長は、すでに接種したワクチンを無駄にしないよう、5月27日にも2回目を受けるとしています。

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