姫路市の新型コロナワクチンの予約システムで設定の誤りがあり、およそ300人の高齢者が予約した日時に接種できず再調整を行っていることがわかりました。
兵庫県の姫路市では5月7日に65歳以上のおよそ1万人を対象に5月31日から8月末までのワクチンの接種の予約を開始しました。
姫路市のワクチン接種には市経由で予約する枠と医療機関に直接予約する枠の2種類がありますが、姫路市の設定ミスで、本来なら医療機関への直接の予約枠しかない病院で市を経由した予約も受け付けられるようになっていて、対応できる数より多い予約を受け付けたということです。
病院からの指摘でミスが発覚し、受け付けを停止しましたが、すでに300人ほどが予約を終えていたため、市は11日から対象者に連絡を取り調整を行っています。
姫路市は出来るだけ予約に近い日程で接種ができるよう調整したいとしています。