2021年05月11日(火曜日) 17:25 地域・まち文化・スポーツ

【Bリーグ】西宮ストークス、B1復帰ならず 仙台と“死闘”

  • 西宮ストークス(5月8日)/(C)B.LEAGUE

  • 西宮ストークス 13道原紀晃(5月7日)/(C)B.LEAGUE

  • 5マット・ボンズ(5月8日)/(C)B.LEAGUE

  • プレーオフ

■プレーオフ敗退

西宮75-77仙台(5月7日)
西宮66-69仙台(5月8日)

男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西地区優勝の西宮ストークスは5月7・8の両日、
ホーム・西宮市立中央体育館(無観客)で、仙台89ERS(西地区4位)とのプレーオフ1回戦(クォーターファイナル)に臨んだが連敗し、
4季ぶりのB1復帰を逃した。

■ブザービーターで逆転負け/5月7日

7日の試合。西宮は1Q(クォーター)に9点しか取れず、仙台のペースで試合が進んだ。

西宮は一時、仙台に14点差をつけられたが、4Qに道原が3点シュートを3本決めるなど猛追。
試合終了3秒前にボンズのフリースローで75-74と、この試合初めてリードを奪った。

しかし仙台の渡辺が終了1秒前に放った3点シュートが終了ブザーと同時に決まり、西宮は勝利寸前で逆転負けした。

■勝利寸前、またも逆転負け/5月8日

8日の試合も西宮はなかなかペースをつかめなかった。

10点ビハインドで迎えた4Q、西宮はムボジの連続得点などで逆転し、
試合終了まぎわまでリードを保った。

しかし仙台は終了5秒前に笹倉がシュートを決めて再逆転。土壇場で西宮を振り切った。

西宮は、フリースローを22本中12本しか決められず(成功率54.5%)、
3点シュートも20本試みて2本成功に止まった。

■西宮、来季へ巻きなおし

プレーオフは西地区3チームが全て敗退した。

レギュラーシーズンの勝率は、東地区優勝の群馬(.912)、2位茨城(.719)が
西宮(.690)を上回り、ワイルドカードも東地区が独占するなど“東高西低”が目立った。

今季の西宮はシーズン前半は勝ち星が伸びなかったが、
ボンズが加入した1月下旬から14連勝を記録し、一気に首位に躍り出た。
連勝中は、劣勢でも一気に逆転する集中力が見られた。

2024年度、神戸港にオープン予定の新アリーナ(1万人規模)に本拠地を移す西宮ストークス。
悔しい敗退を糧に巻き返せ!
(浮田信明)

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP