大雨による災害を想定し、新型コロナウイルスの感染疑いのある市民を避難所に搬送する訓練が兵庫県養父市で行われました。
この訓練は梅雨シーズンを迎えるのを前に、大雨による災害が発生した際、新型コロナウイルス感染症患者と濃厚接触した市民を安全に避難所に避難させようと実施されました。訓練には、危機管理を担当する市の職員らが参加し、はじめに感染防止策として防護服の着脱に関する訓練を行いました。
このあと職員は消防と連携を図り、新型コロコナウイルス患者の濃厚接触者を、ほかの避難者と接触しないかなどの注意を払いながら、避難所の隔離した部屋に搬送しました。養父市では災害時、避難所などで集団感染が発生しないよう、備えを進めたいとしています。