2021年05月04日(火曜日) 12:46 地域・まち

絶滅危惧種の二ホンイヌワシ  兵庫で16年ぶりのひな誕生も「死んだ可能性高い」 

国の天然記念物で絶滅危惧種の二ホンイヌワシのひなが2020年、兵庫県内で16年ぶりに誕生しましたが、死んだ可能性が高いことが分かりました。

県立人と自然の博物館は2020年6月、兵庫県内で16年ぶりに二ホンイヌワシのひなの誕生を確認したと発表しました。
博物館によりますとイヌワシは通常、2年かけて子育てをしますが、2021年3月に入り、親鳥のペアが繁殖活動に入ったことなどからひなが死んだとみられると判断したということです。

兵庫県では、1970年代には15のつがいがいたもののいまでは、2組だけに減少。
研究員は「森林の管理が行き届かず生育環境としてはかなり厳しく、このままでは10年以内に兵庫県からイヌワシがいなくなる」と警鐘を鳴らしています。

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