兵庫県立大学が所有する中型放射光施設ニュースバルに新たな入射器が整備され、報道陣に公開されました。
兵庫県立大学の施設ニュースバルは2000年から次世代半導体の微細加工技術をはじめスマートフォンの基幹装置の開発に携わり、動画処理機能の高速化や製造コストの低減に貢献してきました。
新たな入射器はニュースバルの高度化を目指して去年建設され3カ月間の調整を経て今月20日から利用が開始されています。
この入射器を使うことで放射光の強度が20%向上し、企業側の課題に効率よく応えることができるようになったということです。
県立大学は今後ニュースバルで、世界における日本の半導体技術覇権の課題を克服したいとしています。